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生活

【これさえ読めばバッチリ!】カナダ/バンクーバーでの家の探し方と注意点!

2021-11-15

カナダ・バンクーバーにワーホリを考えている!

恐らく、バンクーバー現地の無料エージェントを通して留学・ワーホリに来る方がほとんどかと思います。

そこで、ホームステイの申し込みの段階になり、

ホームステイって何ヶ月で申し込むんだろう?

そのあとの家はどうするの?

バンクーバーでの家の探し方なんて分からないし、不安…

という疑問や、不安にぶつかるかと思います。

私自身もそうでした!

もあな

この記事ではバンクーバー在住10年、カナダの留学エージェントで勤務経験のある私が分かりやすく解説していきます!

あなたのバンクーバーに来てからの不安要素が1つでも減りますように!

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ワーホリの住まい事情

まず、ワーホリでカナダに来る皆さんはどのように住むパターンが多いのか?

ワーホリされる学生の大部分がホームステイ → ルームシェア

ワーホリでカナダに来る方のほとんどが、最初は英語力をつけるために1ヶ月~3ヶ月くらい語学学校に通います。

はじめは、カナダに来る手続きをお願いした留学エージェントや、語学学校が手配をしてくれたホームステイに住み

→ → → → →

ルームシェア(シェアハウス)へと移る学生がほとんどです。

ルームシェア
アパートやコンドミニアムの1室をワーホリ同士、学生同士でシェアすることが多い。
家具はもともと付いている場合が多く、1ベッドルーム(寝室1部屋、バス&トイレ、キッチン、リビング)を2人でシェアするのが一般的。

ホームステイの期間と家探しのタイミングは語学学校の期間に合わせよう!

ホームステイから出て、ルームシェアにうつるタイミングはあなたが通われる学校の期間に合わせましょう!

私も語学学校に3か月通ったのち、語学学校を卒業するタイミングでホームステイを出るための家探しを始めました。

というのも、語学学校に行っている間は宿題も出たり、カナダに慣れるために友達と観光してまわったりと何かと忙しく

自分でごはんを作る時間、お弁当をつくる時間がなかなか持てなかったりします。(語学学校はお弁当持参)

ホームステイであれば1日3食出してくれるおうちがほとんどで(※ 確認要)お弁当も用意してくれるので楽チンです。

なので、学校に通う間はホームステイ、お仕事を探し始めるタイミングで家も探す!が一般的になっています。

家探しにかかる時間は1ヶ月半をみておけば充分

家探しに要する期間は1ヶ月から1ヶ月半ぐらいだと思ってもらうといいです。

(もちろん、個人差がありもっと早く決まる人もいます)

1month notice とは?
カナダで家・部屋を借りて退去したい場合、退去する日にちの1ヶ月前にオーナーに伝える決まりがある。

この1 month notice があるため、2ヶ月も3ヶ月も前に部屋探しを始めてもあまり売りに出されている物件自体がなくて、結局ホームステイを出る1ヶ月以内に決まる人がほとんどです!
焦らなくても大丈夫!

ダウンタウン or 郊外、どこで家を探す?

vancouver
https://commons.wikimedia.org/wiki/File:TransLink-FareMap-20091108.svg

バンクーバーは 3つのゾーンから成り立っています。

お店やオフィス街、住宅地が密集しているダウンタウンが位置する1 Zone。

ダウンタウンから遠ざかるごとに、2 Zone、3 Zoneとなります。

ダウンタウンでお仕事を見つけるワーホリの方が多いため、ほとんどが2 Zoneまでで 3 Zoneに住むことは中々ありません! (通勤が大変ですからね)

じゃあダウンタウンに住めばいいじゃん!と思われそうですが、それぞれメリット・デメリットがありますのでご紹介しますね。

家賃の比較とメリット&デメリット

ダウンタウンでルームシェアをする場合

《 家賃 》 :$650~$1000(1人あたり/1ヶ月)

《 メリット 》

  • スーパー、レストラン、クリニック、ドラッグストア、学校など徒歩圏内で用事が済ませられるので便利!
  • コンパスカード(バスや電車にのるときに必要な定期)を買わなくて済む
  • イベント(パレードや花火など)に参加しやすい

《 デメリット 》

  • 郊外に比べて家賃が高い
  • 物件によっては古いものも多く、害虫被害なども多い
  • バーや居酒屋など深夜まで営業しているお店も近いのでうるさい

何といっても最大のメリットは、徒歩圏内ですべて必要なものが揃う!ということでしょうか。

ダウンタウンと呼ばれるエリアの端から端まで歩くことも可能なので(20~30分ぐらい)、なるべく家賃以外は…という方は交通費も抑えられます。

また、パレードや7月1日のカナダ建国を祝うイベント、花火などダウンタウンで開かれるイベントに参加しやすいのもポイント!

このイベントに参加して「さっ、おうちに帰ろう!」と思っても郊外に住んでいるとバスや電車待ちの長蛇の列に並ぶハメになります。

もあな

特に花火のあとはめちゃめちゃ並びます!

駅が見えないくらいの長蛇の列なんです。。。

その点、ダウンタウン住みであれば徒歩で帰宅できるので便利ですね。

デメリットとしては、害虫被害が多い件があげられます。

「害虫」というとゴキブリを想像される方が多いかと思いますが、カナダで多いのはベッドバグ(南京虫)や、シルバーフィッシュ、ねずみです。

特にずっと留学生で引き継ぎ続けられている家に関しては、何年もの間リフォームや業者を使っての清掃など入っていない可能性が高く、こういった害虫が潜んでいる場合もあります。

家の見学に行く際は、注意して見る必要があるポイントです!

郊外(ダウンタウン以外)でルームシェアをする場合

《家賃》: $500~$850 (1人あたり/1ヶ月)

《 メリット 》

  • ダウンタウンに比べて家賃が安い
  • 比較的新しくキレイな物件が多い
  • 閑静で自然にも触れられる

《 デメリット 》

  • 職場によっては、コンパスカード(定期)代が毎月かかる
  • 近所にスーパー等が無く、バスや電車で買い物に行かなくてはいけない場合もある

やはり郊外へ出ると交通は少し不便な分、家賃は多少安くなります。

その代わり、毎月定期代がかかることもあるので、職場のロケーションによってはダウンタウンの家を借りるのとどちらが安くあがるか比べる必要がありますね!

ダウンタウンに比べると、新しいアパートや一軒家も多くあり、一軒家をまるごと留学生で借りている(シェアハウス)も見られます。

バンクーバーの家探しで使うサイトは2つ!

カナダで部屋を探すときに、これだけ知っておけば安泰な主要サイトはこちら!

他にもサイトはあるのですが、まあこの2つ以外使いません!

Craigslist(クレイグスリスト)

留学生だけでなく、カナディアンも使うサイトになのでもちろん英語ですが、物件数も圧倒的に多いです!

housing の欄にある rooms / shared から見れるのがいわゆる「シェアルーム」になります。

Jpカナダ

ワーホリや留学生にはうれしい日本語のサイト。

サイトの下方までスクロールすると上の画像と同じ画面がでてきます。

バンクーバーの「賃貸・シェア」の「閲覧・投稿」からお部屋情報が見れます。

日本人の方が、「自分はもうすぐ帰国するので、自分の代わりに住める人~」や「自分のルームメイトが帰国してしまうので募集します」という投稿がほとんどです。

同じ日本人から引き継ぐ物件であれば、なんとなく信頼できますよね!

知っておくといい部屋探し用語

サイトを見ていると見慣れない用語に出くわすことも!

ここで抑えておきましょう!

  • DT ー 英語でよく略される、ダウンタウンのこと
  • BDR / BD ー ベッドルーム(寝室をさす)
  • NP ー No Pets、ペット禁止
  • NS ー No Smoking、禁煙
  • DP ー Deposit、デポジット(前金)入居時に支払う補償金のこと。
    家賃の半額を支払うことが多く、退去の際に問題がなければ通常は全額返金されます
  • T/O ー Take Over、テイクオーバー、家具や家電を引き継ぐ際にかかる費用(一般的には前の入居人に支払う)
    トラブルが多いシステムなので、家具付きだけどテイクオーバーなしの物件がおすすめです
  • Hydro ー ハイドロ、水道&電気のことをさす
  • Furnished ー 家具付き
  • Unfurnished ー 家具なし
  • References ー リファレンス、「この子は真面目できれい好きで、家賃の支払いもきちんとできる子です」という推薦状のようなもの。
    ホストファミリーに書いてもらうとGOOD!

部屋を借りるまでの流れ

  • ウェブサイトで気になる物件をリストアップ
  • サイトの投稿のE mailから掲載者に部屋見学のアポイントメント(約束)をとる
     ※ 電話番号が記載してある場合は、ショートメールを送りましょう
  • 約束した日にちに部屋の見学に行く
     ※ 見学の時にチェックしたいことをメモしていくとGOOD!
  • 気に入ったらデポジットをオーナーに支払い、契約書にサイン
  • 鍵をもらい、晴れて入居

【超重要】バンクーバーで部屋を見に行く際の注意事項

部屋の見学にいくときに気を付けなければいけないことがあります!

自分を守るために【超重要事項】ですので覚えておいてくださいね。

1人で見学に行かない

女性だけではなく、男性も同じくです。

1人で見学に行き、襲われた!なんてことが過去にあったようで私も強く言われてきました。

ここは日本ではない!という認識を強く持ちましょう!

部屋に関するやりとりはメールに残す

どんな些細なことでも、必ず口頭ではなく、メールに残しておきましょう。

あとで「言った」「言ってない」のトラブルに巻き込まれずに済みます。

お金を払ったら必ず領収書をもらう

多くの物件は「デポジットを支払った時点で入居確定」です。

デポジットを支払ったら必ず領収書をもらうようにしましょう!

あとでもらっていないと言わせないためです!

デポジットに限らず、テイクオーバーなども支払ったお金がある場合は必ず領収書を書いてもらいます。

内容を理解した上で契約書にサインする

デポジットを支払ったら、オーナーから契約書をもらいサインをします。

英語で難しいことが書かれていて面倒だから、まぁ大丈夫でしょう!と読みもせずサインするのではなく、必ず1度すべてに目を通して、分からない単語は調べて、理解したうえでサインしてください。

バンクーバーお部屋見学チェックリスト

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  • 入居日(バンクーバーの物件はほとんどが月の1日(ついたち)に入居です)
  • 最低居住期間(最低でも3ヶ月は住んでね~)という決まりがある場合も)
  • 家具付きかどうか(家具付きの場合、テイクオーバーは支払うのか)
  • ランドリーの場所(部屋の中にある場合もあれば、地下などに住民共同のランドリールームがある場合も)
  • 水圧(シャワーの水圧など一言声をかけて見てみてくださいね)
  • ベッドバグなどの被害(聞けるようなら聞いてしまうのもあり!)
  • 破損箇所や故障があるかどうか(ある場合は自分の入居前からだと証明するため写真に収めておく)
  • 退去時のルール(退去の旨は誰にいつ伝えればいいのか、自分が次の住人を探すのか etc,,,)

納得できるお部屋探しで快適なワーホリ生活を!

いかがでしたか?

家ってくつろげる場所であるべきなので、慎重になっちゃいますよね!

注意事項やチェックリストにきちんと気を付けて、いい物件に出会えることを願っています。

ちなみに…

もあな

私は退去のときにトラブルがあったので、ご紹介しておきますね!
誰かの役にたてれば!

私はワーホリのとき、Jpカナダのサイトを使って日本人の方から部屋を引き継ぎました。

ダウンタウンのアパートだったのですが、1ベッドルームに2人でシェアするタイプ(寝室で1人、リビングで1人暮らす)でした。

ちょうどその部屋に住んでた2人の住人が同じタイミングで帰国する!と。

私は韓国人の友達と2人で入居することになり、デポジットをオーナーに、家具付きだったのでテイクオーバーを帰国される前の住人に支払いました。

無事に入居。

そしていよいよ私と友達も帰国する日が近づいてきたので、オーナーに「私たち帰国するから、次の住人探していい?」と報告に。

オーナーは「いいけどその前に部屋見せて?」と。

内心「えっ!私たち見学の時部屋見に来てなかったのに…」と思ったのですが、断る理由もないので部屋に来てもらいました。

「あー。。。こことあれと、これも直さなきゃだから次の人探さないで!リノベーション(改装)しないと次の住人入れれないわ!」と。

えっ!!それ私たちが来る前から壊れてたよ?というものばかり。

ここで頭によぎったのが「次の住人を探さない=テイクオーバーがもらえない」でした。

たしか$400ぐらいテイクオーバーで支払ってたんですよね。

それを必死にオーナーに訴えるも、オーナーはそんな制度すら知らず。

それもそうです。留学生でずっと引き継がれていた物件に、家具代を引き継ぐためだけに勝手にできた制度なのでオーナーは関係ないんですよね。

「そんなの支払っちゃダメよー!でもごめんね。この部屋を見てしまった以上、リノベーションはしないとだから、部屋の家具全部捨てておいてね」と。

私と友達は、テイクオーバーがもらえないなら少しでも売れるものは売ろう!とCraigslist やJpカナダで売りました。

でも前の住人に支払った$400には到底及ばず。。。

というトラブルがありました。

たぶん、ずっとオーナーが部屋の状態を知らないままワーホリの学生で引き継ぎ→引き継ぎ→引き継ぎでまわっていた物件で、運悪く私たちがオーナーのインスペクション(部屋の点検)にあたってしまい引き継げなかったんですよね。

あなたの入居前の部屋の状態をオーナーが知っているかどうか

確認大事です!ほんと。

みなさんは、退去のそのときまでトラブルに巻き込まれることなく楽しく安全なバンクーバーライフを楽しんでくださいね!

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